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20年くらい前から普通にやっていたことが、普通じゃぁなかったことが最近解りました。
サロンで白髪染めっていうと暗い色にされることがほとんど、明るい白髪染めって言うモノは存在しないと思ってらっしゃる方がほとんど。 外人さんが多かった当店では金髪が白髪になって少し色を入れるのも白髪染めで、黒髪が白髪になっても他のところを彩度を上げて茶髪にしなががら、白髪には少し濃いめに入る材料を使うのがふつうでしたから。 ここ三日ほど新規のカラーのお客様のカウンセリングで色見本を見せると「いや、白髪染めで・・・。」と言われ、こちら白髪染めの色見本ですと説明すると「白髪染めは濃い色しかできないんでしょう?間違えてない?」といぶかしげ。 白髪に入るとこんな感じで、黒髪にはこんな感じでと説明してご理解頂いてやってみたいとのことでしたので9トーン、10トーンの明るい白髪染めを施術させて頂き喜んで頂けました。本日その方々のご紹介で3名ほど明るい白髪染めをオーダー頂きましたが、皆さん別々のサロンで「白髪染めは明るくは出来ない」と今まで言われていたことが発覚したんです。 それでいて明るくするならダブルカラーじゃないと、とか法外な金額でムラムラにしていったい何がしたいんですかね。 店舗の移転で2週間ぐらい閉めていましたが、20人近い方々が被害に遭っていました。 その節は大変申し訳ありませんでした。 確かに明るくする白髪染めは 白髪と黒髪の入り方が均等になるタイミングの見極め 傷んだ髪ほど染まりやすく抜けやすいので前処理後処理で定着が必要 すでに染まっている髪との塗り分けとそのオーバーラップ と言うような施術面での手間はありますが、お客様にしてみると若いときから明るい髪にしていて白髪が出たから今日から暗い色というのはチョット精神的に参ってしまうようです。 現行では十数社から対応薬剤出ていますし練習すれば出来ないことはないはずですが、問屋の話によると塗りっぱなしで放置してシャンプーして完成という楽なプロセスにおぼれているようですね。いやがられるお店が多いようです。 当然カラー剤の在庫も数倍にふくれあがりますし、コスト面も跳ね上がりますからね。 お客様が明るい白髪染めをご希望頂く場合、一番多いのは暗くしすぎると今までの服装に合わなくなることなんです。 イメージ的なものや、本人の雰囲気も当然ですが、明るめの髪にコーディネートされた服が全く合わなくなるのは自明の理です。 さろんは自分を綺麗にしたりなりたい自分日数けられる場所のはずが、確かに違う自分ですが望まない自分にされて納得できるはずがありません。100人に一人ぐらいは無理を承知で明るくすることをオーダーをごり押しする方もいるようですが、基本的に日本人は郷に入っては郷に従え的なイメージで店側の言い分に従うところがありますからね ’’実在する材料を面倒くさいから、儲からないからと言う理由で在庫してないとは決していってもらえないですから’’ こんな事を書いていると美容師って詐欺師みたいでいやなんですが、実情ですからね。 問屋・メーカーから50円、100円の添加剤買って混ぜるだけで1000円、1500円取りますからね。全く困ったもんです。 うちとしては現行材料から吟味してほぼ全てのおしゃれ染めと白髪染めの色が施術できる体制をとっています。 髪の毛はパソコンと違って明確なデータのないモノですので若干の色味の違いは出ることがないわけではありません。 そこは経験と実績で95%まで対応しております。のこりの5%はそれ以前に染めた髪の色が明るくならない場合です。 これはあくまで白髪染めでブリーチとかではない前提です。 ブリーチで抜いてやれば確かに色合いも明度も合わせられますが、もはや白髪染めではないですからね。 年齢によってはカット&カラーで4,000円というコースもご用意させて頂いておりますので是非お試しください。 絶対に希望の色にならないと思ってらっしゃる方が、当店としては一番来て頂きたいお客様です。 0 コメント
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