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サロンの基本はヘアケアとカットです。ケアだけであれば情報収集とお金さえあれば誰でも可能ですがカットはそうはいきません。
髪を切るという単純な行為にもかかわらず、個々の美容師でなぜそんなに差がつくのでしょうか。丁寧か雑かだけではなくセンスも技術も確かに影響します。で、一番関わってくるのははさみです。
海外ではすでにかなり前からESS(イージーセルフスタイリングの略)という考え方の元カット技術は進化しています。サスーン等もその典型です。はさみという刃物は日本が世界一なのになぜその技術進化がないと思いますか?
良いはさみがめちゃくちゃ高価であることと、顧客の認識が刃物という認識でないこと、髪が生ものであるという認識がないことがあげられます。床屋さん(理容師)のはさみは高いけど美容師のはさみは安いといわれるのは、実際の事実なんです。
理容師のはさみにお金をかけて技術でうならせる手法に対して、美容師は話術とパフォーマンスに頼ってきました。
それがサスーンの台頭や技術革新、新素材によるはさみの進化でここ10年間で全く変わってきたのです。
それまでのカリスマパフォーマー美容師やスーパートーク美容師では通用しない時代の幕開けです。
トマトや魚ですら良い包丁やスライサーですっぱり切ると美味しいんです。
髪の毛の先を潰して千切っていたら、のびも悪くなりますし、周りの髪を傷つけやがて枝毛がいっぱいできてしまいます。
髪にあったハサミで髪先をきれいに切る。
これだけなんですよね、本当に。
どんなはさみでもできるなら、はさみに何十万もかけません。髪にあったはさみを選別ししっかりと毛先を切る。
傷んで硬くなった髪は、それに合ったハサミで切る。絶対に毛先を潰さない。
きれいにスパッと切れる包丁で切った傷はすぐ塞がりますね。髪の毛だって同じなんです。
塞がらなければ、やがて毛先は死んでしまうんです。きちんと塞がれば自分の栄養できれいになります。
当店はカットの価格をかなり安めに設定しています。
基本に忠実なヨーロッパスタイルのカットをご体験ください。
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